久しぶり、且つ2010年最後のお話。
ここ数年はアジア音楽の中でも日本の昭和歌謡にハマってまして、そこから色々な糸を手繰り寄せていくと色んなものにぶち当たるのです。
その中のひとつが陳 和美。
衣装やら髪型などから昭和時代に活躍してはった人なんだろうというのは察しがつきますが、彼女が日本で活躍していたのかとかという詳細は分からずじまいです。
ただ、今回ネット徘徊の末に判明したことがあります。
彼女はおそらく日本の歌を中心に歌う歌手で、演歌やポップから特撮ヒーローものまでをこなすマルチシンガーってこと。
活躍時期は1970年代前半で中文詞を聴いてみると広東語っぽいから香港を中心に活躍してた人なんかなぁてことくらいです。
まずは、ひとつお聴き下さいな。
まるで迫ってくるショッカーを楽しみにしているようなワクワク感が伝わるような能天気さが魅力です。
更に「らいらーい…ヂャンッ」で、びつくりしました。
ま、この曲以外のしっとり系バラードも、彼女が歌うとこんなに能天気になってしまうのです。
これ、岡田可愛の歌らしいです。
岡田可愛といえば『サインはV』ですね。
岡田可愛って歌は正味の話うまいとは云えませんが、たどたどしい歌い方に情緒を感じさせてくれる歌い手でした。
たぶん、そのへんを長所として捉えられる歌がこれだったんでしょうが、陳 和美が歌うとこうなります。
更にこれ。
歌詞の意味を理解しているとは思えない能天気さからすると、日本では活躍してないんかもしれないですね。
他にもレッドバロンの主題歌やなんかも歌ってますが、一体これらの日本語詞の曲が当時の香港や中国大陸の間でどれだけ需要があったんでしょうかね。
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