2010年11月7日日曜日

多民族バンドXanadoo

先日、私が所属するバンドで去る10月30日、大阪の某所にてライブさせていただきました。
で、そのときに対バンでシンガポールのバンドが出ていたんです。

「シンガポール、マレーシア、インドネシアあたりのロックというのはレベルが高い」
なぞという噂を色んな方面から聞いてたので、ウチの他のメンバーはさておき、私はヒジョーに興味深かったんです。

それが今回紹介するXANADOO。
音を聴けば、ジュクジュク刻む絵に描いたような典型的スラッシュメタル。
Toxic HolocaustやらWhiplashあたりの"ド"スラッシュが好きみたいで、この日もそのへんの曲をカヴァーをしてましたが、欧米にあるようにテクニカル且つドッカーンとくるような完成されたもんではなく、いい意味で若さゆえの抑えのきかん荒削りでパンキッシュな先走り系の音で会場もかなり熱かったです。
もちろん、私も客席で暴れまくっておりました。


へてからへてから、ライブ後。
打ち上げでうまいこと彼らと同席して仲良くさせてもらい、色々訊いてみると…
実は彼ら、まだ大学生で学業に勤しむ合間にバンド活動をやっているそうな。
まぁたしかに仕事持ってたらなかなか海外には来れんやろうなとも思いましたが、私が学生の頃なぞ海外どころか、地元のライブのノルマすら達成できずにフンガフンガ云っていた身分。
そう思うと、学生でありながら「とにかく海外でライブをしよう」っていう彼らの行動力って改めてスゴイと思ってしまう。

因みに彼らは、これまでにタイとフランスにもライブで行ったそうです…スゴイです。

さて、私が彼らに対して一番注目したのは、彼らのキャラクター。

G,Voのザックは中国系。
Bのシヴァは名前からも察せられるインド系。因みに彼はベジタリアン。
そしてDのマヒーシャはマレー系。

正にシンガポールの縮図を絵に描いたような3人で、またそれぞれのキャラも"知的、野獣、癒し"と、うまい具合に被らないところも見事。

余談ですが、ライブ後彼らのCDを購入しようとしましたが、既に売り切れ…とほほ。



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